Episode3 江本手袋にて手袋の歴史を学ぶ

4月7日、江本手袋へ手袋の歴史を学びにいきましたあ!!

「手袋づくりは地域づくり」だと語る江本さんの、手袋づくりやブランドへの思いに感激。僕たちのプロジェクトもそうじゃなくっちゃ!そうしないと!と思わせてくれるお話をたくさんお聞きすることができました!

そういや、東かがわ市で手袋づくりが地場産業として根付いた理由を知ってる???めっちゃくちゃ面白い話だから、本当に知って欲しい。(もし説明していただいたことと違うことを言ってしまったらごめんなさい、、、。自由なブログだから許してえ、、)


昔々、白鳥の僧侶さんが、駆け落ちして大阪に行ったらしい。そしたら、なんと隣の家で縫製をしてて!そんで、生活するためにそこで仕事をして、技術を学び、手袋づくりに専念するようになったらしい。
その後、僧侶のいとこである棚次辰吉(たなつぐたつきち)さんが大阪で手袋産業で成功。

まだここまでは、大阪での話。棚次辰吉さんは、東かがわ市の方に戻ってきて、戦争などで職がない人たちのために手袋づくりを広めていったんだって。

自分が成功するためじゃなくって、みんなに仕事をシェアハピするために。

そういう人ってかっこいいなあって思います。どうしても、自分が一番可愛く思えてしまうのが僕だけど、そんな人に僕もなりたい。

こんな話を聞いたら、「手袋づくりは地域づくり」だという言葉に、さらなる説得力を感じてくる。

さらに、職人さんのお仕事の様子を見学し、リストマフラーづくりを大変させてもらいました!
直線をまっすぐ縫うだけだけど、なんでこんなに上手くできないんだろう(汗)

細かい曲線部分を縫う手捌きは、やっぱり美しい。

何年も鍛錬してきたからこその生きる技術って感じなのかなあ。職人さんが縫うと、それに心が宿るような気がした。
みんなにもみて欲しいなあ。。。

江本手袋さんの工場は、生地の置き方も美しい。
僕は大学の先生に言われたことを思い出しました。

「作業場が綺麗に整頓されていると、出来上がるものの質が全く違う、」と。

実は、海賊船を作っている時の作業場は死ぬほど散らかっていた笑

こんな部分も全部、ものづくりなんだと思います。

貴重な経験をありがとうございました!

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